知られざるエアフォースワンの秘密

先日、アメリカ大統領、

ドナルド・トランプ氏が日本に

やってきました。

 

彼が乗ってきたのがご存知エアフォースワンと

呼ばれる大統領専用機です。

 

エアフォースとは空軍という意味です。

でも、実はエアフォースワンというのは

あの飛行機の名前ではありません。

 

アメリカ大統領が乗る飛行機を示す

コールサインです。

 

どんな飛行機でも大統領が乗ると

エアフォースワンと管制塔では呼ばれます。

 

なんでこんなことになったかというと、

アイゼンハワー大統領が乗っていたときに

「エアフォース8610」という名前

だったのですがたまたま同じ

イースタン航空8610便という

同じコールサインを持つ飛行機が

同じエリアで飛行していたのです。

 

1954年の話です。

 

同じ番号では大事故の危険性があります。

 

その時には運よく大惨事とはならなかった

のですが、ここから大統領の飛行機は

特別な名前が必要となったのですね。

 

同様に大統領が乗るヘリコプターは

マリーンワンと言いまして、

どんな機材に乗ろうと大統領を乗せて

飛んでいるときにはマリーンワンと

呼ばれます。

 

ちなみにマリーンとは海兵隊です。

このヘリコプター自体のコールサインは

ナイトホークというのですが、

大統領が乗った瞬間にマリーンワンと

呼ばれるようになります。

 

エアフォースワンとしてよく知られている

あの機体ですが全く同じものが

もう一機あります。

 

大統領がどっちに乗っているか

分からないようにするため2機一緒に

飛ばします。

 

ちなみにそれぞれ28000と29000という

名前が付いています。

 

ちなみにアメリカ空軍では隠語として

エアフォースワンをエンジェル(Angel)

と呼んでいるそうです。

青い色でデザインしたのは

レイモンド・ローウィという

工業デザイナーでした。

 

それまではオレンジ色と黒でひどい

デザインだったものですから、

ケネディ大統領に交渉して新しいデザインに

変えたのです。

 

よく見ると機体に書かれた

United States of America という字体は

独立宣言書に書かれたものと

よく似ていまして、(ローウェイ曰く)

風格を与えています。

 

ボーイング747を基に作られていますが、

とんでもない改造が施されています。

 

真下で核爆発が起こっても平気だそうです。

 

だから普通の747よりもかなり重たい

のですが、

エンジンも改造されているため、

他の飛行機よりもはるかにパワフル

なんだそうです。

 

大統領のそばには、通称「核のボタン」

と呼ばれるカバンを持ち歩いている人が

いますが、英語ではあのカバンは

Nuclear Footballと呼ばれています。

 

大統領と共に旅するブリーフケースです。

 

そして大統領が核のボタンを押すときには

また別の大統領専用機が用意されています。

 

アメリカ、ネブラスカ州の基地で

いつもエンジンをかけてスタンバイ

している核攻撃のための飛行機です。

全部で4機あります。

 

E-4Bナイトウォッチという名前が

ついており、

詳細は知られていませんが、

世界中の核関連基地を同時に攻撃すること

が可能なんだそうです。

 

エアフォースワンは空飛ぶ

ホワイトハウスですが、

この飛行機は空飛ぶ国防総省です。

 

恐らく今回も日本に来ていたはずです。

 

この飛行機が機能する日が来ないことを

祈ります。

 

今現役で飛んでいるエアフォースワンは

30年を迎えようとしていまして、

2機の新しいエアフォースワンが

製造中であり、2024年に運用が

開始される予定です。

 

以上、日本にはなかなか入ってこない

情報でした。

 

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