何に基づいた態度なのか?
私は威張っている人が嫌いです。
まぁほとんどの方がそうでしょうが、私が嫌いになる理由は、その偉ぶっている人の本当の姿が大したことがない時です。
自分が年上だから
自分がお金を持っているから
そして自分が男だから
表面的な情報で偉そうにする人を私はどうしても好きになれないのです。
先日も、歩道を歩いていたら、後ろの数人の中年たちが喋っていました。
「お笑い芸人のかまいたちのさぁ、山内っているだろ?あいつ俺の高校の2コ下でさ。応援してやってんだよ。ま、会ったことないんだけどね」って。
多分2コ上の人にはそうは言わないはず。
しかも山内さんはとんでもない有名人であり、全てをお笑いに賭けて生きてきた偉人です。
そして超人気者だから、そこまで恩着せがましく言わなくたって、みんなが応援している人です。
実際に会ったら偉そうにするんでしょうね。
年上だからって偉そうにされても、年齢はその人の表層的な情報であり、偉くも何ともありません。
でも儒教の影響もあり、日本では1つでも上だと分かると突然偉そうになる人がたくさんいます。
そして大体そんな人たちは大した実績はありません。
お金を持っているってだけで偉そうにしている人もいます。
でも、聞いた話では、大企業の創業者は概して偉ぶらないらしいですね。
そして男だからと言って偉そうにしている人たちがたくさんいます。
この手の勘違い野郎がたくさんいます。
私は九州に住んでいますので特に男尊女卑の傾向が強いのですが、東京であってもやはりまだこの昔の考え方が変わりません。
女性が社長だったら女社長と言われます。
男社長って聞いたことありません。
この国では今でも社長は男の特権と思われているのでしょう。
Ladies and gentlemen! は日本にやってきたらなぜか「紳士淑女の皆さん」と順番が逆となりました。
最近ではアメリカは公共交通機関では性差につながるこの表現を everyone に変え始めました。
JALも続いているようです。
中から変わる!
となると、この国で年上の男性部下ができた女性はどうなるんでしょうか?
しかも政府による「女性管理職を増やせ〜っ」って掛け声で、突然出世したらどうなるんでしょうか?
管理職になりたくない女性もきっと多いはず。
そんな方たちに武器を与えたい!
言葉で自分を守り、対等に戦う武器を!
そう考えて、10月から「女性限定プレゼンテーション講座」を開発しました。
プレゼンテーションとは言っても、日常的にプレゼンテーションをしない方がほとんどです。
プレゼンテーションとは完成形ではなく、コミュニケーションスキルを向上させるための言葉の訓練なんです。
それが論理と語彙を反映させた修辞です。
CSAはコミュニケーションスキルをプレゼンテーションを通して向上させる講座を行っています。
言葉が変わります。
判断力が上がります。
物事の優先順位が瞬時に理解できるようになります。
論理的に話せます。
勝手に語彙が増える仕組みを教えます。
だから書く文章と話す展開が変わるんです。
偉そうになるのではなく、信頼される話し方になります。
女性の地位向上に貢献したい!
男女間の格差を無くしたい!
日本が知らないだけで、世界はコミュニケーション学で言葉を磨いています。
儒教の影響のない欧米からの学びだから、性差や年齢など関係なく、日本人には発見が多いです。