もしかして

日本人はコミュニケーション能力を処世術

とか世渡り上手能力とかと勘違いしているの

かもしませんね。

 

先日パーティーで出会った人から

「コミュ力高っ!」って言われました。

 

「どこに行っても上手くやっていけそう」

とも言われました。

 

その人に私のどの辺を見てコミュ力が高いと

感じたかを聞いてみました。

 

すると「次から次へと話が出てくる

ところで、いろんな人に気を使って、

話題を振って、面白いところ」とのこと

でした。

 

自分で書いてて恥ずかしくなりますが、

これはかなりの褒め言葉ですね。

 

ただ、私とはコミュニケーション能力の

捉え方が違うため、諸手を上げて喜ぶわけ

にはいきません。

 

どちらかというと、コミュニケーション能力

の本質的な理解がこの国に浸透していない

ことに、いつも通り落胆しました。

 

その時は至近距離からマシンガンで撃つかの

ようにそのテーブルで話していたのですが、

流れに任せてそこにいた人たちと楽しむこと

だけが目的でした。

 

もちろんそこから新たに出会いがあり、

プレゼンテーション講座を受けてみたいと

考える人が増えたらそれに越したことは

ありません。

 

でも楽しく話せることがコミュニケー

ション能力ではないのです。

 

仕事ではいつもエンターテインメントが

求められているわけではありませんよね。

 

もしそこで「説明力高っ!」って言われて

たら私は喜んでいました。

 

いじめの話にも

 

NHK教育の番組「いじめをノックアウト」

での話です。

 

過去にいじめられていた経験のある方が、

そこでクラス内のカーストについて話して

いました。

 

最近このカースト制度をよく耳にします。

 

先日の先生の間のいじめが話題になった際も

やはり教師カーストという用語が何度も登場

していました。

 

いいことではありません。

 

その方が言うには「コミュ力がある人が

カーストのトップにいる」ということです。

 

この表現もどうも腑に落ちません。

 

やはり先日のパーティーで会った人が言って

いた通り、世渡り術だと日本では捉えられて

いるのでしょう。

 

ただ、そんなうわべだけの話術みたいな

もので仕事ができるでしょうか?

 

コミュニケーション学を研究している者と

しては、コミュニケーション能力はそんな

表面的なものだとは見なさないのです。

 

そんな生まれつきの才能のようなものでは

なく、本当は学んで習得できる技術なん

ですね。

 

だからこの協会の名前はコミュニケーション

スキル協会であり、論理的に多彩な表現で

話せる人材を育成しているのです。

 

説明する力は誰もが学んで身に着けることが

できるスキル。

 

あらゆる仕事に不可欠な知識と技術。

 

だからこそ子供のころから教えないといけま

せん。

 

さっきのいじめられていた方にも是非伝えて

あげたい。

 

威張ってクラスの番長になるのではなく、

しっかりと自分の意見を伝えることで周り

から一目置かれ、認められる技術。

 

これができる人ならカーストなんて怖くない

のです。

 

だって私がそうしてきたから。

 

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