書く力

私は毎日メルマガやらブログを書いていますが、

先日読者の方から「ネタは尽きないんですか」と質問を

いただきました。

 

なかなか尽きませんねぇ。

 

「私は書くのが好きなんです」

 

でも、ホントのことを言えば、

昔はそうでもありませんでした。

 

このセリフは私が最初にアメリカに

留学した時に同じクラスの学生が

言ってたことでした。

 

パブリックスピーキングを受講している時

でした。

 

パブリックスピーキングの授業では

原稿作成から始まります。

 

彼女はドイツからの留学生でしたが、

その数年前からアメリカに住んでいたと

いうことで、英語を聞く限りドイツ訛りは

ありませんでした。

 

ただ、単に日常生活で英語が流暢に話せる

のと大学の授業で提出できるレベルで

文章を書くのは少し違います。

 

日本でもそうですよね。

 

母国語が日本語でも、書くのが苦手だという

人はたくさんいますね。

 

で、なぜそんなにレポートを上手く書ける

のかを聞いてみましたら、

全く同じ書き方をドイツで学んでいた

ということでした。

 

彼女は言っていました。

 

“I like writing”!

 

どんな言語でも同じ

言語は違っても考え方や書き方、

つまり話の展開の方法は同じなのですよ。

 

他の授業を受けても、書き方を知らなかった

のは私だけでした。

 

スペイン人も香港人も知っていた論理的

文章展開の方法を知っていたのです。

 

で、私がそこまで無知だったかというと、

そうではありません。

 

日本の教育で書き方を教えていなかった

のです。

 

そして今でも…

 

で、実はこれがないから日本人が論理的に

話せないのですね。

 

書くことと話すことは実は全く同じ

なのですが、

日本では違ったものだと考えられます。

 

つまり書き言葉と話し言葉という分け方です。

 

確かに細かな表現などで書くのに向いている

とかそうでないとかはありますが、

私がお伝えしたいのは話の展開です。

 

相手が分かりやすいように書くことが

できないと、

分かりやすく話すことはできないのですね。

 

CSAのプレゼンテーション講座はそこから

始めます。

 

資料の作り方などは指導しません。

 

パワーポイントを使わない

プレゼンテーションの指導をします。

 

だから言葉が変わるのです。

 

書く言葉をしっかり学び、論理的にかつ

いろんな表現を使う。

 

そこで身につくのは自分で文を作り出す

技術。

 

自分の言葉で文章を書けない人は、

実は話していても新しい表現を作り出せて

いません。

 

どこかで聞いた、誰かの使い回しの言葉

しか使っていないのです。

 

自分だけの文章表現を作るのが楽しく

なったら、話すのも上手になります。

 

パワポを使うことがプレゼンテーションだと

考えるのであればこれは理解できないこと

でしょう。

 

本来のプレゼンテーションは先に原稿を

書き、それを説明する画像やグラフなどを

シンプルに載せます。

 

パワポ資料を作ったらプレゼンの準備完了

だと考えるのは日本だけなのです。 

 

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