話せてなんぼ!
私は日本語のプレゼンテーションを
この20年ほど教えていますが、
英語も教えてきました。
基本的に言葉を教えるという点では
どちらも全く同じプロセスを経ます。
英語学習者はまず読む、聞くから始めます。
簡単だからです。
なぜ簡単かというと、
受け身の行動だからです。
まぁ、日本の英語教育では、
誰かが書いたものを訳することが
これまで中心でした。
だから訳したら終わりで、
そこから異文化での発想の仕方だとか
文化的違いなどを「解釈」する
ところまでには至っていません。
そして英語を自分で書いて
話すところまではなかなか
たどり着きません。
なぜならそこには生産性が
求められるからです。
作り出すのはエネルギーを要します。
でも、それだけ得難い経験を価値を
手にします。
実は日本語でもそうなんです。
テレビなりネットなりに登場する人が
話すのを聞いて、
「あぁ、この人は賢いし分かりやすいなぁ」
と感じることはあっても、
自分でそれができるかは別の話です。
よどみなく流れるように言葉が出てくる姿を
見て理解できたとしても、
同レベルでは話せない。
同様に、英語の長文を聞いて
「正しい答えを述べよ」
と乱暴に命令する試験問題には
答えられても、それを言うとなると
とんでもなく困難な芸当です。
プレゼンテーションのための一連の作業、
つまり①論理的に書く、
②洗練された語彙・表現に変化させる、
③覚える、
そして④披露するという流れを
しっかり行うことで、
普段何気なく話していたあなたの言葉は
スタイリッシュに変わります。
言葉が変わるとどうなるか。
タイミングよく気の利いたことが言える。
目の前にいる人にその時最も必要なことを
言える。
人間的な魅力が増す。
強いメッセージが発信できるから
防御となる。
取り引き先で分かりやすく説明できる。
色んな利点がありますが、
これは全て生産性が伴う
「書く」と「話す」を指しています。
英語をいくら勉強したと思っても話せない。
「会話くらいはできるようになりたい」
と簡単に言っても、
しかもずっと言い続けても
実は作り出す作業をしないと
絶対にできないのです。
だから「話す」を伸ばしたいのであれば、
発声だとか表情筋だとかの
トレーニングではなく、
思考と発想を学ぶことが成功への
最短コースなんですね。
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