夏休み作文サポート

昨年開催した、夏休みの作文サポート企画を今年も開催します。

小学生から高校生まで、作文に困っている皆さんのお手伝いをします。

具体的には、文章の作り方を全くのゼロから書く方法を教えて、どんなテーマでも自分で書けるように指導します。

現在入手している課題は、

「あこがれの仕事」「叶えたい夢への気持ち」「社会を明るくする運動」などですが、書きにくそうなタイトルが並んでいますね。

特に「叶えたい夢への気持ち」ってタイトルとしては上手くできていませんが、

それでも書くことができます。

コンテストに出すのであれば、上位入賞を狙える文章を書く術を教えます。

宿題として出すにしても教員を唸らせる文章が完成します。

CSAで学べる書き方の特徴は、まず論理的です。

論理と言っても、主張+理由のワンパターンが並ぶのではなく、全体の流れが批評的思考に基づいた論理が見えるようにします。

つまり全体を通して、一貫性があるから途切れることなく説得力が続きます。

次に、作文の中で一貫して異なる語句を使いますので、広い語彙を使えるコツを教えます。

違う表現が並びますので、読んでいて/聞いていて、飽きが決ません。

最後に、学校では学べない文法的な秘密を教えます。

例えば次の文をご覧ください。

・広く日本の人たちに知られたニュースだったと思ったのですが、非常に多くの人たちが誤解をしているような感じの印象を受けました。

それが以下のようになります。

・日本で広く知られたニュースだったはずですが、多くの人たちが誤解をしているようです。

簡潔になった理由は文法的考察によります。

まずは副詞の位置が問題です。

「広く」が修飾しているのは「知られた」ですので、その直前に置かないといけません。

「日本人に広く知られた」が正解です。

また「非常に」は不要です。

なぜなら、なくても十分伝わるからです。

程度を表す副詞は無駄です。

「~ような感じの印象を受けました」もほとんど意味を成しません。

語数を稼いでいるだけです。

また、「思う」は主観的動詞ですので、全部省きましょう。

だから、余計なぜい肉が削られて簡潔になったでしょ?

日本人の多くは言葉に無駄ばかりを載せたがりまして、それで話せたつもりになっていますが、実は合理的に文章を作れていないのですね。

これは書いたときに分かります。

そして指摘されない限り分かりません。

いつも「していただければなと思います」しか言っていない人は書いてもそうとしか書けないのです。

そこに現れるのは言葉の品格です。

格式の高い日本語を使えるように指導します。

お申込みはこちら

1回完結です。

8月7日(日) 10:00~11:00(1,200文字程度)
8月7日(日) 11:10~12:10(2,000文字程度)
8月10日(水)10:00~11:00(1,200文字程度)
8月10日(水)11:10~12:10(2,000文字程度)

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