先日、福岡の某ラジオ局のプロデューサーと話していた時のことです。
非常に面白い例えをされていましたのでここにご紹介します。
その方は「アンディさん、僕は日本には言葉というバリアがあると思うんですよ」とおっしゃるのです。
そのバリアが「外国からの情報を遮断し、日本からの発信も妨げているからガラパゴスのようになるのだ」と。
言い得て妙です。
確かに日本人は世界から自らを隔離しているのかもしれません。
私は普段プレゼンテーションを教えていますが、この方法は別に私が発明したものではないのです。
アメリカで学んだことを並行輸入しているだけでして、論理を紹介しているだけなのです。
このやり方はイタリア語でもフランス語でもドイツ語でも同じだそうです。
そりゃそうですよね。
コミュニケーション学の源流であるレトリックは古代ギリシャ時代にさかのぼります。
そして彼らにとっては英語は結構似ていますので、少し勉強したら簡単に操れます。
だから論理展開も似てるし、アルファベットも大体同じということで情報も海外のものを自ら入手できるのです。
ちなみに英語でよく聞くジョンという
男性の名前はイタリアではジョヴァンニ、
フランスでジャン、
ドイツでヨハンとなるだけで起源は
同じなんです。
だからバリアがあっても非常に低いのです。
日本はこのバリアがやはり高いのかもしれません。
とりあえず入試科目から英語を取り払わないと日本人の英語は伸びないでしょうね。
いや、入試を全部やめてしまうのもいいかもしれません。
実は私、15年ほど前に大学入試センター試験の問題作成者だったのですが、毎年50万人が受けるあの試験がある以上英語は伸びないだろうなぁ、と思っていて、ある種の虚しさを感じました。
ようやくこの大学入試も様変わりしたようですが、まぁまだ入試制度は残っていますのであまり変わらないかな?
いつまで経っても英語が学ぶ言語であって使う言語にならないのです。
特にモラトリアムな若者たちに必要なのは少なくとも日本が特別ではなく、その気になれば世界と全く同等であることを体験するのがいいかもしれません。
するとヨーロッパ系の人物ばかりのテレビコマーシャルも減るだろうし、番組内の妙な吹き替えもなくなるでしょう(笑)
私がアンディだと名乗ると
「その顔でアンディ?」とよく言われますが、こんなアンディやらマイケル(・チャン)やらディーン(・フジオカ)やらセルジオ(・越後)なんかは
海外にはいっぱいいるのです。
仮に日本が特殊なのであれば、やはり言葉がバリアになっているのかもしれないなぁ。
時代はバリアフリーなのに…
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