自己紹介とは相手の興味を引き付け、記憶に残り、「これからこの人とつながりができそうだ」と思わせないと意味がありません。
社会に出たら絶対に、いえ頻繁に出会う場面だというのに、多くの日本人は自己紹介の仕方って習っていないんですね。
ということで、聞けばだいたい次のような自己紹介が待っています。
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私の名前は山本です。
佐賀県出身です。
好きな食べ物は海苔ご飯です。
趣味はパラグライダーです。
よろしくお願いします。
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聞いたところで情報がガチャガチャして散らばっていますね。
なぜなら、それぞれの情報がつながっていないからです。
でも、みんなそうした話し方なんですよ。箇条書きのように名前、出身地、血液型、星座、趣味などを羅列するだけです。
これでは聞いている人たちの心に引っ掛かりません。
実は、こんな自己紹介をしているのは日本だけなんですよ。
海外で私はこんなボロボロに自己紹介する人に会ったことがありません。
これからの自己紹介
では山本さんの自己紹介につながりを作ってあげましょう。
ヒントは「セールスポイントを明確にして流れを作る」です。
こんなのはいかがでしょう。
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佐賀から参りました山本です。
農業や漁業が自慢の佐賀を代表する生産品として海苔を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。栄養豊富な有明海で収穫される逸品は、ここ東京でもいくつかのお店で味わうことができます。海苔だけでは物足りず、空から有明海を楽しみたいという願いから3年前からパラグライダーを始めました。九州の上質な海苔が堪能できる店と空の話に興味のある方はぜひ私にお知らせください。
一緒に語りませんか。
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同じ情報ですが、個々の情報につながりが出ましたので、饒舌になり、聞きやすいですね。
いい素材があっても、それをそのまま出してしまったんじゃ聞き手が大変なんです。
釣り上げられたマグロや鯛がそのまま皿に乗っかっているかのようです。
ちゃんと食べやすいように一口大の短冊に切ってあげないと食べにくくてしょうがない。
ひと手間をかけるのは話す人の役目なんですね。
だから相手が分かりやすいように言葉を磨く必要があります。
そのコツは論理と修辞。
それだけです。
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