時代を超えて必要とされる力

劇的に社会構造が変化する2020年は、仕事と学びに関する新しい見識に私たちを導いています。

新型コロナウィルスの出現は、数年前から取りざたされてきた働き方改革を具現化する機会となりました。

オンライン元年とも言える急激な生活の変化は、一部の人たちには通勤しない選択肢を与え、オフィスの必要性をも議論されています。

パソナグループが本社機能の一部を淡路島に移転させたのは記憶に新しいですね。

これほどの劇的な変容は、自分が生まれ変わるチャンスです。

逆に、生まれ変われないと社会の潮流から置いて行かれる分かれ目となります。

どちらかです。

コロナウィルスが出てこなければ、今もなお日本はデジタル化は何も実現できていなかったことでしょう。

高齢者ならまだ百歩譲れます。

でも、問題は若い人たちでも変化に対応できないんです。

日本で今でも使われているファックスは先進国ではもう30年前に絶滅しています。

その理由は、日本人が合理的に考えるのが苦手だからです。

この国では合理性の優先が物事を変えるのではなく、他が変わるまで自分も待ちたがる人たちが変化を邪魔しています。

そんな社会だからこそ、際立つ存在になるのは容易です。

「なるほど!便利だね。じゃあそうしよう」

ではなく

「へ~。そんなこともできるんだ。で、みんなやってるんですか?あ、まだ?だったらやめとこう」という人たちばかりだから、変われない。でもそこで気づく人が勝ちなんです。

で、そんな変化の真っただ中で未来を予測するのは難しい。

だったら、テクノロジーが発達しても変わらない何かを伸ばすのが確実。

伝達手段がオンラインになっても、本社が移転しても、変わっていないのはメッセージの伝達です。

これがきちんとできる人は、道具が変わっても、場面が違っても、どんな時代でも上手くいくんです。

外側ではなく、重要なのは中身です。

だからオンラインを使えても宝の持ち腐れで、使いこなせない。

メールでもチャットでもクラウドの共有でも、伝え方を知らなければ使えないんですね。

伝える力を身につけるだけで、日進月歩の技術発展を最大限に利用できます。

人は見た目が9割ではありません。

中身が9割です。

道具の自慢ではなく、言葉を磨きましょう。

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