断言のススメ

日本語は多くの場合語尾が「〜と思います」

で終わります。

 

これはコミュニケーションにおいて

人間関係を最優先させる文化であることが

その要因だと思うのですが、

何でもかんでも「〜と思います」で

終わっていると自信のなさを

象徴していると思います。

 

例えば、

「〜できればなぁと思います」

「よかったなぁと思います」

「〜できればと思います」

それに加えてこんなこと聞いたこと

ありませんか?

「えー、それでは時間となりましたので

会議を始めさせていただきたいと思います」

「いや、思うだけか〜い!」って思います。

あ〜!自分で書いてて気持ち悪い!

上に書いたのはわざとで~す!

 

私はあまり「〜と思います」を

使わないようにしています。

 

コミュニケーションやプレゼンテーションを

教える立場上、その自信のなさは

話者の信頼度の低下につながるからです。

 

しかし、日本の文化では断定的な話し方は、

「ズケズケ言う」とか「角が立つ」などと

考えられているからなのか、

避けられる傾向にあります。

 

でも断定的な表現はリーダーには

必要な話し方なんですね。

先ほどの会議の司会者の話し方などは

本来はリーダーなのであれば

「これから会議を始めます」

でいいはずです。

責任逃れの一つとすら見えます。

 

こんな態度が実はプレゼンテーションにも

見え隠れします。

プレゼンテーションで使われる

言葉遣いにはいろんなことが

反映されているからです。

 

公の場であるのに「〜みたいな」や

「〜なんで」で終わると、

文としては非常に中途半端であり、

未完成です。

 

まともにプレゼンの原稿を書くと

自分の日本語の洗練性が見えてきます。

そしてそれが見えてくると普段の会話が

変わってきます。

 

プレゼンテーションをまともに行うと、

いろんないいことがありますが、

話し方に自信が出てくる秘密が

いっぱいなんですね。

 

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