パブリックスピーキングをする際に欠かせないのがこの批評的思考。

最近少しずつ流行り始めていますね。

この思考法が何を表しているかというと、自分の周りに起きている物事から問題を探り出して、その解決までの一連の流れを分析することです。

始めに断言します。

批評と批判は違います

 

音の響きから批評批判をごちゃごちゃにして誤解している人がたくさんいますが、批判違う立場や考えに反対するためのものですが、批評中立です。

 

教育業界で最近流行りのアクティブラーニングはこの考えがないと成立しません。

ここで必要なのは “why” という疑問詞です。

この「なぜ」は他の疑問詞と違って答えに広がりがあるのです。

だって「どこ」とか「誰」とか「何」などは答えが一つだけですからね。

だから「なんでこんなことがみんなを悩ませているんだろう?」とか「なんでこれはこんなに不便なんだろう??」と考えることから解決策が見えてくるのです。

だけど多くの場合、何らかの問題にぶつかった時にみんな「じゃあこんなことやってみようよ」と一気に解決策にジャンプしようとするのです。

そしてそれが間違いだったら「じゃあ今度はこうしてみようか!」と…

批評的思考を身につけると正しい過程を経ることができます。

でも考えるだけではダメなんです。

それを言葉しなければいけないのです。

パブリックスピーキングはそれを可能にします。

批評的思考が示す通り、最後だけ良ければそれでいいというわけではありません。

つまりいきなり話すことができるはずはありませんで、練習もせずにぶっつけ本番ではできないのですね。

だから原稿を書くことからパブリックスピーキングは始まります。

話す前に文字にして思考を視覚化するのです。

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 このメルマガでは、コミュニケーションを20年研究し、指導実績2万人超えの野中アンディが実生活や仕事のコミュニケーションの中で生かせることをお伝えしますので、読むだけで見方が変わります目