シャーデンフロイデ

ドイツ語で「人の不幸は蜜の味」を

表します。

 

実はEU離脱で窮地に追い込まれている

イギリスに対するドイツでの

支配的な考え方です。

 

私は毎週火曜日に海外出身の経営者たちが

集まるビジネスミーティングに参加し、

その後も外国語が集まるような店に出没し、

情報を仕入れています。

 

いろんな国の人がいまして、

隣に座った何人かのドイツ人と

話をしていた時に、

そんな話題になりました。

 

「本当かなぁ??」と思い、

その後何人かのドイツ人に聞いたのですが、

どうやら本当のようでして、

ドイツに蔓延しているようです。

 

しかもこの「シャーデンフロイデ

(Schadenfreude)」で

英語でも知られています。

 

Britain と Exit で Brexit という新しい単語が

生まれた今回のイギリスの国民投票の結果は

EU 内外で多くの影響を与えています。

 

実はイギリスは歴史的には他の国とは

仲が良くなくて、

外国から見たらイギリスのイメージは

言うならば「カッコつけた」感じです。

 

EU、いやそれ以前の EC の頃から

色々と問題がありました。

 

例えば、その昔、イギリスの通貨である

ポンドが十進法ではなかったのです。

 

12ペンスが1シリングで、

20シリングで1ポンドという

摩訶不思議な数え方でした。

 

この習慣を諸外国から変えるように

言われていたのをなかなか

変えなかったんですね。

 

イギリスとしても実は一緒にならなくても

いいという考え方があったのです。

 

そして最近ではシリアなどからの

難民が多くなり、

グローバル化に対する否定的な見方が

保守派を中心に広がっています。

 

ただ、イギリス人としても

「まさか本当にEUを離脱するとは‼」

と考えています。

 

テレサ・メイが今、

国を二分するこの選択に

相当苦しんでいますが、

条件は難しくなる一方です。

 

Brexitを「ざまぁみろ」と喜ぶ国が

いくつもあるのです。

 

さて、どうなることやら。

 

このシャーデンフロイデ。

 

いつ使えるか分かりませんが、

覚えていて損はしないドイツ語ですね。

 

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