逃げるためだけの使えない表現

政治家の発言を見ていて多くの方が

疑問に思うはずです。

 

「遺憾です」

 

何を伝えたいか

分かりません。

 

自分たちが不祥事を起こして「誠に遺憾です」

と言ったかと思えば、

外国が日本に対して侮辱的な発言をしても

「極めて遺憾であります」という官房長官。

 

悪いことして自分で「残念だなぁ」

と言っているのであれば謝罪しているわけでは

ありません。

 

また韓国の国会議長から

「首相か天皇が謝れば済むこと」

と言われ「極めて遺憾」と言われても

怒っているのかどうかも分かりません。

 

仮定の質問には答えません

「仮定の質問には答えません」と

言うのであれば、

未来のことは何も答えないということを

意味しています。

 

「もしこうだったら」ということを

答えないのだったら、

生産性のある議論はできませんで、

「私には想像力が一切ありません」

って言ってもらった方がまだ潔いですね。

 

個々の案件に答えることはできません

また「個々の案件にいちいち答えることは

控えさせていただきます」

なんて言い訳がいつから

通用するようになったのか??

 

個々の案件に答えるのが求められるのが

官房長官の仕事であるはずなのに。

 

言い逃れの表現をたくさん知っているから

といって、

議論がうまいというわけではありません。

 

当然、こんなのはコミュニケーション能力の

高さを示してはいません。

 

逆に、求められていることに答えられない

のはコミュニケーション能力の低さを

露呈しています。

 

「何とか」の一つ覚えと言われないためにも、

彼らは自分の言葉で伝える術を覚えないと

いけませんし、国を代表する政治家として

国民のモデルとはなれません。

 

実際、諸外国のリーダーたちのメッセージは

明確であり、直接的です。

 

同様に、外国の政治家の発言を

訳したところで、

「遺憾」や「仮定の質問には…」

のような表現が一切出てこない

ということを考慮しても、

日本の政治家はまともな議論をする方法を

学んだ方がいいですね。

 

「国際会議で最も難しいのはインド人を

黙らせることと日本人をしゃべらせること」

日本全体が言葉に対して基本から考え直す時代が

やってきました。

 

だって、世界には通用しないんだから!

 

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