アスリートのメディア対応 「自分の世界観を言葉にする」
昨年12月、角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校でのアスリートクラス冬季特別プログラムで、アスリートのメディア対応をお話ししました。
さすが最新のオンラインスクールですね。
ダイジェスト版の動画はこちらです。角川ドワンゴ学園のツイッターに遷移します。
#アスリートクラス 特別プログラム
ゲスト講師 野中アンディ氏(博士:コミュニケーション学)アスリートのメディア対応について。
「自分の世界観を言葉にする」選手のインタビュー対応が競技全体のイメージになる。
✏️「競技人口を増やす一つの起爆剤がメディア対応」— N高等学校・S高等学校【令和5年度N高S高新入学生 出願受付中】 (@nhigh_info) December 28, 2022
スタッフの方たちがたくさん待機されています。
広報の方もディレクターの方もいらっしゃいます。
学校の面倒見の良さを感じました。
いよいよ私の講演のスタートです。
今回は100分でご依頼を頂いていまして、何度も予行演習を終えています。
頭の中に原稿も、スライドの順番も、クリックするタイミングも完全に入っています。
競技人口の増加を担うトップアスリートのメディア対応
メディア対応でいかに知的に対応できるかについて言葉の指導を行いました。
特に文構造のパターンの増やし方、知的な話し方、単調にならないための言い換えの方法、そして論理が加わるとどれほど賢く話せるかについて説明してきました。
生徒さんが熱心なんですよ。
いつもは専門のスポーツに励んでいらっしゃる方たちですが、インタビューはなかなか練習できません。
でもテレビカメラは向けられるし、メディアからはいつも同じ質問をされます。
そんな中、存在感を示すために自分軸を保った発言が求められます。
それは敬語のレベルの表面的な話ではなく、第一線のアスリートが体験している世界の言語化です。
せっかく学ぶのでしたら、効果的に学んだ方がいいですね。
だからあっという間に知的に話せるようになる方法をお伝えしました。
実際にワークを通して、インタビューでの言葉が洗練されました。
簡潔になりました。
知的さが加わりました。
インタビュワーに対する尊重の重要性も説きました。
だからメディア対応をこれまでよりも客観的に見れるようになったはずです。
全国の学校へ届けたい
終わった後は数名のスタッフの方からお褒めの言葉を頂きました。
教員の研修にも使えそうだとおっしゃっていました。
これは嬉しいですね。
教員の方々とのコミュニケーション学の共有は私が以前から目指している境地です。
だって、多くの学習者へ一度に届きますからね。
またコミュニケーションの話をしたくなる学校でした。
野中アンディは講演に呼ばれたらすぐに伺います。
あなたも街の学校、PTAなどで講演会で是非呼んでください。
アスリート向けメディア対応
経営者向けリーダーの話し方
政治家向け説得力ある演説
親子でできる言葉教育
恋愛向け対人魅力
異文化間コミュニケーションの視点でダイバーシティ&インクルージョン、などなど。
オーダーメイドで講演を承ります。
お問い合わせはこちらから。
【筆者紹介】
野中アンディ
(一般社団法人 コミュニケーションスキル協会 代表理事)
子どもから大人までが参加する、言葉が洗練されるオンライン教室「パブリックスピーキング道場」を主宰。アメリカのリベラルアーツ科目である論理、修辞、文法を日本語に応用し、より独自性と創造性の高い言葉の作り方を指導している。現在は認定講師が各自の道場を持ち、言葉の見える化と映像化をテーマに全国に展開中。エグゼクティブ向けパブリックスピーキング、アスリート向けメディア対応などをプライベートレッスンでも教える。超実践的英会話講座「雑談English」シリーズも好評。企業や学校、PTA等講演多数。福岡県春日市出身。詳細はこちら。