日本人が英語嫌いになる理由

好きこそものの上手なれ。
好きになったらとことん追求する力が出てきます。
当然、嫌いなものには心が動きません。

英語が苦手な人が多い日本には、単に文法と単語が違うだけでなく、別の要因があります。
それが試験一辺倒の英語教育です。

今でも中学や高校では試験のためだけにしか英語を学んでいません。
なんなら、こうして試験のためだけに英語を学ぶのは日本だけです。
この原因の一つに、英語を実際に楽しく使えていない教員の多さが挙げられます。

教員は生徒の目標でないといけません。憧れでないといけません。プロフェッショナルなわけですから。

でも、その教員も試験のために英語を学んできた場合が多いです。可哀そうに。

手本となる教員が以前はもっと少なかったからですね。だからこそ教員は学び続けないといけません。

プロが学ぶ英会話教室をCSAは提供しています。
そしてそれは教員に限ったことではありません。
どんな仕事をしていようと、英語を話せると周りの人たちから称賛されるのです。
すると他の人たちにいい影響を与えることができます。

私は英語好きを増やしたいです!

使える表現

そのためには試験だけではなく、実生活で役立つ英語を学びましょう。

「誰とかと誰とかが付き合ってたんだけど浮気されてフラれた」と、普段なら友達とよく交わす表現は試験には絶対に出てきませんよね。

フラれるとかフルは英語で dump を使います。

ドサッと捨てるイメージの単語です。だからドカ雪が降る時にも使います。

She dumped me... と泣きそうな顔をした人がいたらフラれていますので、元気づけてあげましょう。

またはそっとしておきましょう。

先日の講座で使ったネタは「先週の大雪でこの辺りには1メートル以上の雪が降ってひどいことになっているよ。もうヤダ!」を英語にしました。

飛行機の便がキャンセルされるほど雪がたくさん積もったらロマンチックな景色ではなくなりますよね。

そこまで降るとキレイではなく英語では ugly を使いますが、それがすぐに出てくるようになります。

だって、早口で10秒くらい言えるだけの一段落を毎回セットで覚えるから。

アメリカからzoomで海外の友人と話している場面を想像してみてください。

We had a severe snowstorm last week.
The weather is ugly over here.
It dumped up to four feet of snow.  I'm sick of it already.

そうです。dump を使います。

これを10秒以内で言ってみましょう。

私は7秒くらいで話します。こうした塊をいくつか覚えたら10秒が2倍になり3倍になり、何十秒も話せるようになるのです。

ベラベラになる感覚を養えますよ。

しかも全部普段使いの英語ですから自然です。

試験には向かないと思いますが、使えるのです。

何十秒も話しているあなたの姿を見たら、周りの人はきっと憧れることでしょう。

成功への鍵の全ては雑談English Basic に詰まっています。

ペラペラの部屋はこのドアの向こうです。

ノックする感覚でちょっとドアをクリックしてみてください。

ジュニア雑談Englishは下のどこかで見たことのあるお城のドアをクリックしてください。

ジュニア雑談Englishは小学校4年生から入会できます。

どちらの講座もどこよりも実践的な英語を学ぶことができます。

【筆者紹介】

野中アンディ 
(一般社団法人 コミュニケーションスキル協会 代表理事)

子どもから大人までが参加する、言葉が洗練されるオンライン教室「パブリックスピーキング道場」を主宰。アメリカのリベラルアーツ科目である論理、修辞、文法を日本語に応用し、より独自性と創造性の高い言葉の作り方を指導している。現在は認定講師が各自の道場を持ち、言葉の見える化と映像化をテーマに全国に展開中。エグゼクティブ向けパブリックスピーキング、アスリート向けメディア対応などをプライベートレッスンでも教える。超実践的英会話講座「雑談English」シリーズも好評。企業や学校、PTA等講演多数。福岡県春日市出身。詳細はこちら