学習指導要領改訂はいよいよ2020年から

小学校、中学校、高校の学習指導要領が2020年から相次いで変更となります。

これまではその目新しさからプログラミング教育に注目が当たっていました。

 

しかしその中にはプレゼンテーション教育が含まれているのを世間はまだ知りません。

論理的思考、表現がそれなのですが、先生たちの間でもどう教えていいのか理解できていないようです。

 

プレゼンテーションとは言っても、日本ではパワーポイントを作成することがその目的のように捉えられていますが、それで子どもたちの論理的思考が養われるわけがありません。

パワーポイントを使わないプレゼンテーションが論理的思考と語彙を伸ばす秘訣なのです。

 

コミュニケーションスキル協会(CSA)は語彙と論理を中心とした言語コミュニケーションを育てる講座を展開する日本で唯一の協会です。

なぜなら、プレゼンテーションの基本はコミュニケーション学にあるからです。

プレゼンテーションはパブリックスピーキングであり、その研究は欧米では2500年前から行われてきました。

古代ギリシャ時代の哲学者、アリストテレスに遡ることができるレトリックという研究領域が論理的思考、批評的思考、修辞を体系化しました。

 

プレゼンテーションの際、日本人がパワーポイントで作られたスライドの資料を読み上げてばかりなのは、このレトリックという学問を一切知らないからです。

欧米ではレトリックを小学校から教えています。

だから彼らは人前で話すのが上手いですよね。

致命的につまらない日本人のプレゼンテーションは一刻も早く改善しないと世界から更に置いて行かれます。

だから今回の学習指導要領改訂なのです

 

コミュニケーション学は日本では一部の大学・学部で教えられているに過ぎません。

これでは社会が変わるはずがありません。

今回の改訂学習指導要領の本質はパワーポイントではなく、言語コミュニケーションが中心です。

 

今、多くの小中学校の先生たちがCSAのプレゼンテーション講座を受講しています。

小学校の研修会もどんどん増えています。

 

時間はかかるが確実に身につく講座

CSAのプレゼンテーション講座には3つの級があります。

そしてその全てにおいて「工夫された原稿を書く」ことから始まります。

 

3級講座

アメリカの小学校で教えられている Show and Tell の方法を基礎から教えます。

日本に紹介されているのは一般的には「宝物について話す」だけかもしれませんが、本場アメリカではもっと多くのテーマがあるんです。

単に「宝物について話す」ことを児童・生徒に課すのではなく、どう話せばいいかを子どもたちに教えることができるから効果が全く違います。

 

2級講座

人生で最も頻繁に直面するパブリックスピーキング、自己紹介を世界基準で学びます。

自己紹介で年齢や趣味などしか話せないのは日本人だけです。

いえ、日本人の多くは自己紹介で聴衆が満足するために何を言えばいいかも知りません。

それを教えます。

1分で効果的自己紹介。

そして3分で人脈を広げることができるプレゼンテーションを学びます。

いずれも批評的思考が反映された言語コミュニケーションの基本です。

 

1級講座

7分以上の本格的プレゼンテーションを2種類行います。

それは情報伝達と説得です。

この2種類のプレゼンテーションをすることができれば、普段のコミュニケーションが飛躍的に変わります。

使う言葉に対して敏感になるからです。

コミュニケーション学の理論が原稿に応用されるから他の研修プログラムには絶対に真似できません。

どんなテーマにも対応できる論理的な話の展開と豊富な語彙を用いて話が展開できるようになります。

論理的思考、批評的思考、語彙増強が全て詰まった講座です。

 

 

原稿は元大学准教授である野中アンディが詳細までチェック。

二人三脚で原稿を書き上げるのがこの講座の特徴です。

だから確実に話し方が変わり、言葉に敏感になります。

 

これを全て受講した後に教師向け特別講座があります。

それぞれのプレゼンテーションをどう教えるか、原稿をチェックする際にどこに着眼するか、など「教え方」を教える講座です。

全てはコミュニケーション学で博士号を持つ元大学准教授である野中アンディが実践で行ってきた内容です。

 

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