言葉が上手くなる講座プレゼンテーションこそ最強スキル

2級プレゼンテーション講座

 

CSAのプレゼンテーション講座は3級から

1級までありますが、その中の2級講座の

内容で、お問い合わせをいただきました。

 

講座の内容を詳しく教えてほしいとのこと

でした。

 

貴重なご意見をありがとうございました。

 

ご本人には回答を直接差し上げていますが、

他にも疑問を持たれている方がいらっしゃる

でしょうから、ここでもご説明します。

 

2級講座は1分の自己紹介と3分の人脈を

広げるプレゼンテーションができるように

なる講座です。

 

1分で自己紹介をするなんて簡単そうに聞こ

えるかもしれませんが、日本人はこれすら

できない人が多いのです。

 

そもそも日本は学校で自己紹介の仕方を

習っていません。

 

大人になって、人間として必要なスキルで

あるというのに…

 

だから大学の学期の初めに私が学生に自己

紹介を促しても「何言えばいいんですか？」

という小学生のような質問が返ってきます。

 

自分の情報を紹介するよう促すと、出てくる

のは①名前、②出身地、③趣味、④好きな

食べ物、などです。

 

好きな食べ物？？？

 

それを目の前に座っている数十人に伝えて

どうなるのでしょうか？

 

2級講座を受けた方の自己紹介は、聞いた

人がもっと話を聞きたくなる、または最低限

名刺の交換をしたくなる話になります。

 

そこには、自分がこれまでやってきた

ことと、聞く人の興味をつなげる言葉の流れ

があります。

 

さっきの大学生のようにぶつ切りの情報を

列挙するのではなく、それぞれの情報が

関連するようになるのです。

 

論理の基本です。

 

一方、3分のプレゼンテーションは、

エレベーターピッチと呼ばれる投資家向け

の短いプレゼンテーションが基となって

います。

 

なぜエレベーターピッチと呼ばれるかという

説明をします。

 

カリフォルニア州のシリコンバレーには

大金持ちの投資家がたくさんいます。

 

そして資金調達で苦労している小さな、かつ

素晴らしいアイディアを持つ企業がもっと

たくさんあります。

 

世界を変えるかもしれない企業はスタート

アップ企業と言います。

 

日本ではこれを創業したての新米企業の

ように形容するかもしれませんが、本来は

潜在性を兼ね備えているという意味が背景に

なければスタートアップとは呼ばれません。

 

で、彼らが投資家に会うため、ビルのロビー

で朝から待ち伏せをするのですね。

 

投資家が来たらすぐに駆け寄り、

エレベーターのボタンを押して、一緒に乗り

込んで、上階のオフィスにたどり着くまでの

数分で自社の説明をし、新製品がどれだけ

投資の価値があるかを説得するのです。

 

そこには大きく分けて11の情報がないと

いけませんで、2級講座ではそれぞれを

実際に説明します。

 

投資家が分かりやすいように論理的に説明

できないといけません。

 

信頼できる人間であるように話せないと

いけません。

 

そして説得する力がないといけません。

 

そこに必要なのがコミュニケーション学の

説得の理論です。

 

でも、私の講座を受ける方で実際に投資家を

探していることはまずありません。

 

その代わり、ヒト・モノ・カネで言えば、

カネではなくヒトに焦点を当てると

エレベーターピッチの考え方が人脈拡大に

使えるのです。

 

趣味やイベント、会員集めなどで人を増やし

たい時に使うプレゼンテーションです。

 

人間のコミュニケーションの過程で、人に

メッセージを伝え、刺激を与え、行動させる

ようにする工夫がたくさん研究されてき

ました。

 

原稿にそうした理論を反映させるのです。

 

自己紹介にしても人脈拡大にしてもこの理論

が欠かせません。

 

CSAは言語コミュニケーションを伸ばす協会。

 

そして後ろには広く多産的な学問である

コミュニケーション学の多くの領域で提唱

された理論があるから信頼できるのです。

 

受講したら、考え方と話し方が論理的に

なり、語彙が多彩になります。

 

そして人間のコミュニケーションの本質的

目的である説得が可能となるのです。

 

それが本来のコミュニケーション能力です。

 

直近の2級講座は10月21日(月)、

または11月8日(金)にスタートがご参加

可能です。

 

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