東日本大震災の直後に、原発が使えないからという理由から発電量が足りなくなるということで、政府がエアコン設定温度を28度にしましょうと言い始めました。
でも、誰もが暑すぎると感じていたのですが、「自粛」に代表される日本人の「人の好さ」を利用し、政府は我慢を強いていました。
でも発電量が足りなくなる事態など一切起こることもなく、余るほどでした。
でも、2017年に環境省担当課長だった、のちの盛山法務副大臣が「そんなのには科学的根拠が全くなく、なんとなく決めた」と認めました。
何の証拠もない主張に国民は振り回されていたのです。
私はその当時、大学教員だったのですが、大学側はこれ見よがしに温度設定を集中管理とし、28度以下にはしませんでした。
学生は授業を担当している私に暑さを訴えてきます。
ノートや教科書が腕にベタベタとくっつき、表情には不満が溢れています。
授業をしている私も汗が吹き出し、学生以上の不満がこみ上げてきます。
だから、どれだけ暑いかを分かってもらうために講義中に電話して管理課に来てもらいます。
すると床の下の方で「まだ28度に達していませんね」と言うもんだから私が火の玉のように怒ります。
床の部分の温度が低いのは小学生でも分かりますからね。
でも、大学は一切変わりませんでした。
国からの客観的データがあるだろう、という主張でした。
私たち教員はずっと言い続けました。
学生たちも言い続けました。
でも大学側は国のお墨付きの理由で光熱費を節約できるのですから譲りませんでした。
ようやく今となって「28度では熱中症になる危険性が高い」と言われ始めました。
ニュースでも、特に高齢者は躊躇せずにエアコンをつけるように言っています。
そんな高齢者たちに躊躇させていたのは政府だというのに無責任な話です。
どんな時でも国が正しいと考えるのは危険です。
逆に、国が間違っていることはたくさんあります。
正義の判断は自分であるべきです。
他者の言動と自分の正しさと照らし合わせて、どっちが正しいかを考える。
そしてそれを言葉にする必要があるんです。
我慢しててはダメなんですね。
でも、今年から始まった学習指導要領は私は正しいと考えています。
ゆとり教育を作った同じ機関とは思えないほど、しっかりと教育の方向性を見定めています。
先生が言うことをただひたすらに暗記することが正しいとされた古い学習法から、子供たちが自分で考える力を養う道に針路を変えました。
問題は現場が付いてこれるかですが、そのためにいろんな角度から協力する必要があります。
私は全面的に学校の先生に協力します。
私は今後ももっと今回の改訂学習指導要領の利点を世に訴えます。
なぜなら正しいからです。
理に適っていないルールには声を上げないといけません。
納得いかない校則で縛られ、不満を持っている子供もたくさんいるはずです。
組織にも身内にも不満を覚える人はいます。
みんなが言葉にしてメッセージを交換する。
十人十色という言い回しは、その時初めて自らの価値を輝かせます。
そして一人ひとりの価値が言葉となって現れます。
独創的な考えには、必ず価値があるからです。
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