承認欲求

誰かに認めてもらいたいという願望です。

 

恐らく誰もが持っている欲求です。

 

元々はエイブラハム・マズローという学者が

提唱した欲求段階説にあるものです。

 

1.自己実現の欲求

2.承認の欲求

3.愛情/所属の欲求

4.安全の欲求

5.生理的欲求

 

5は生物が基本的に持っている欲求ですが、

上に行くにしたがって人間らしさが

出てきます。

 

その2番目に当たるのがこの承認欲求。

 

誰もが持っている誰かに認められたいという

願いです。

 

マズローによると実はこの上に別の欲求が

あって

「自分よりも他の人が幸せになってほしい」

と願う利他的な考えを主張しました。

 

なんだか複雑すぎる形になってしまった

のです。

 

でも2番目の承認欲求まででしたら

確かに誰でも持ってそうですね。

 

インスタのフォロアーを伸ばすのは具体的な

数字となって表れるこの認められたい

心理ですね。

 

バカッターと呼ばれる問題行為も

この延長線上にあります。

 

と考えると暴走族も成人式をぶち壊す若者も、

「歪んだ武勇伝で目立ちたい」という

この承認欲求が深く影響しています。

 

誰もいないところではやらないわけ

ですから。

 

でもあまり知られていませんが、マズローの

理論を簡素化してまとめたアルダーファーの

ERG理論というのがあります。

 

E:existence      存在欲求

R : relatedness  関係欲求

G : growth        成長欲求

 

しかも決定的な違いは、マズローは

下から段々に満たされるのが5つの欲求だと

したのに対して、

アルダーファーは必ずしもEとかRが

満たされなくてもG(成長)を満たそう

としてもいいと考えたところです。

 

確かに人間関係よりもとにかく最上の欲求を

実現させようとしたスティーブ・ジョブズ

などはこれに当てはまります。

 

誰でもバカにされたくはないですし、

称賛されたいものですよね。

 

尊敬される存在として注目されたいです。

 

そして出世もしたいし社長になりたいし、

世界を征服したい!

 

日本の文化が世界征服を良しとするかは別として、

トップに立ちたいという欲求は多くの人に

共通します。

 

ちなみにアメリカ人の多くは本気で世界征服を

考えていますよ。

 

人のために役立つこと。

 

暴走族やバカッターのように人に迷惑を

かけるのではなく、

社会のために役立っているという承認が

あれば人間は満足するものです。

 

私にできることは言葉の教育を通した

社会貢献。

 

ハラスメントやいじめなどの重大な問題の

解決から、少しでも上手く説明したいと

願う人たちの役に立ちたいですね。

 

言葉で困る人たちを少しでも減らせることが

できたら私にとっては自己の成長でもあり、

利他的な満足にもつながります。

 

私も頑張ります!

 

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