最近クリシンと略される
クリティカルシンキング。
日本語では批判的思考と訳されてしまい、
そう信じている人が多いのですが、
本当は批評的思考です。
批判というとその背景は
相手を否定することが前提となります。
でも批評は対象を
「公平に中立的に評価する」という意味です。
もともとcriticalは批評するの
形容詞である「批評的」という意味。
それを職業的に行う人はcriticsですが、
訳したら「批評家」です。
でも「批判家」とは決して言いませんね。
誰かが和訳するときに間違えて
それが広がってしまっています。
批判ではなく批評と訳さないと
とんでもないことになります。
だって、批判をするのだったら誰かとの会話を
否定的に見ることから初めてしまうのですから。
だから「批判的思考」をやたらと使っている人は、
相手を否定することが多いです。
誰かのプレゼンを見ても、
モノを売られそうになっても、
自分が相手を評価するために必要な思考法。
それが批評的思考。
その話の内容がどれだけ自分にとって
価値があるかを中立な立場で
考えることから始まります。
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【第1話】
プレゼンに対する大きな誤解
【第2話】
プレゼンの目的
【第3話】
プレゼン原稿の書き方
【第4話】
分かってそうで分かっていない
コミュニケーション能力のこと
【第5話】
みんなが求めているコミュ力の正体は?
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