アメリカの大学の必須科目

野中アンディが通ったカンザス大学は学生数が30,000人を超える、中西部で最も大規模な大学の一つです。この大学ではパブリックスピーキングは全ての専攻で必須科目となっています。

パブリックスピーキング以外に必須なのは英語と数学だけです。

アメリカの大学の授業は全ての科目に3ケタの数字が割り振られています。

大学に入ると全学生が最初の学期でEnglish101(ワンオーワン)を受けます。

これがアメリカ人にとっても結構厳しい!まずはしっかりと英語が書けるようにならないとレポートなどが書けませんので基本から叩き込まれます。

論理的で修辞的に書くことが合格の条件です。

アメリカ人だからといって、みんな英語がちゃんとできるってことはありません。

日本人でもそうですよね?

そこら辺のヤンキー上がりみたいな若造が母語が日本語だからと日本語がまともにできるかって言われたら、そんなことないのは容易に想像できます。

仮に大学卒業しててもまともに日本語を書けない/話せない人がたくさんいます。

だからアメリカの大学は厳しいのです。

できなかったらすぐに不合格です。

英語学習にしてもネイティブだったら無条件でいいと思っている人たちがたくさんいますが、そんなことはない。

話せるからって、よく聞いたら結構めちゃくちゃだし、外国人に母語を説明もできない。

English 101 同様、パブリックスピーキングもかなり厳しいですよ。

一学期で何度もプレゼンテーションをさせられます。

カンザス大学ではPublic Speaking 130 というタイトルです。

ほぼ同じ科目がはもう一つありまして、Speaker-Audience Communication 150 という名前の授業でした。

どっちも内容は同じです。

この二つを早いうちに履修しないといけません。

他の科目の条件科目(prerequisite)として指定されていますので、これに受からないと上に行けません。

すべては「人前でまともに話せなければ一人前として認められない」という社会通念に基づいています。

残念ながら、この学びが日本にないのですね。

だから私はCSAを作りました。

CSAのパブリックスピーキング道場は原稿を書くところから始まります。

かなり厳しめに添削をします。

English 101 と同じです。

そしてそれを元にプレゼンテーションをします。

なぜなら書くことと話すことは同じだからです。

CSAはアメリカの教育と同じレベルでパブリックスピーキングを学べる唯一の講座です。

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