新型コロナウィルスの対応
どんどん我々の生活に暗い影響を与えて
きました。
公共交通機関、タクシーなどがないと移動
が制限されますが、それ自体が危険だと
考えられます。
今後は道路の渋滞がひどくなりそうな気が
します。
さて、仕事でもテレワークやオンライン会議
を使うよう求められていますね。
昨夜の講座で受講生から聞いた話です。
ある企業で働いている方が、社内で行われた
昨今の新型コロナウィルス対策会議に出席
したらしいのです。
その会議で話されていたのは終始
「他社の動きは!!」だったそうです。
「あの会社、ダメですよ、アンディさん」
と嘆いておられました。
そうですね。
ダメですね。
イベントを開催するか否かを判断する際に
「国に早く指針を示してほしい」とかいう
のもよく聞きます。
当然、保障の話が裏にあるのですが、
そうではなく頭を使えばオンラインででき
ます。
YouTubeでもFacebookでも配信できます。
考え方
以前、野中ゼミでゼミ旅行の企画をして
いる時に、みんなで目的地を話し合うことに
しました。
日本中どこでもいいから行きたい場所を
決め、それに向けてみんなで旅費を積み
立てよう、という話し合いでした。
それまで一度も授業中に質問したことがない
学生が初めて手を挙げました。
「先生!去年はどこに行ったんですか?」
自分で考えることを知らないのですね。
その質問には答えを出さずに、自分で探す
よう言いました。
それを教えることができましたので彼女には
いい経験だったはずです。
組織の意思決定はその組織の置かれた立場や
条件を基に、将来どうなるか/どうするかを
考える機会のはずです。
自分たちの独自性が反映された考えを出す
場です。
それが批評的思考です。
批判的ではありませんよ。
批判は苦情だとか揚げ足取りだとかで終わる
ものです。
批評的思考は生産性のある「ものの見方」
です。
人の真似をしていたんじゃ絶対に出て
こない思考法です。
この考え方はCSAプレゼンテーション講座
2級、1級で詳しく話しますが、この思考が
ないことが他社の動向しか判断基準があり
ません。
「なんでプレゼンテーション講座で
思考法を??」と思われるかもしれま
せんね。
プレゼンテーションとは考えたことを言葉に
する過程だからです。
発声法とかは私は教えませんし、プレゼン
テーションはそんなことではできません。
テーマの選択から始まり、そこに正しい判断
が映し出され、思考を目に見えるようにする
のが言葉なのです。
その言葉が論理と語彙です。
講師と一緒にじっくりと原稿を書くことが
CSAの特徴です。
時間はかかります。
その分効果は確実です。
論理的関係性、つまり原因と結果を考える
のが苦手な人々です。
自分が判断するものの正しさを正義と
言います。
正義を考え、それを誰かに伝えると、その
誰かが影響を受けます。
そのためには客観的に言葉を組み立てる
こと。
昨日書いたような感情一本鎗ではなく、
論理がないと人は納得して動きません。
他の人/会社/国がやってるからと真似する
のではなく、誰もが納得するための考えと
判断、そして言葉を今学ぶ必要があります。
CSAがずっと主張していることです。
お知らせ
CSAでは洗練された言語コミュニケーション
のために、プレゼンテーションを通した講座を
展開しています。
英語と日本語で論文を書き、国内外の学会で
発表してきた野中アンディが、賢く話すための
学術的なスキルを学ぶ講座です。
オンラインで随時体験会も開催しています。
詳細はほぼ毎日配信される無料のメルマガに
掲載されていますので
まずはメルマガにご登録して、
じっくり読んで納得してから
受講してください。
ご登録はこちらから!
↓ ↓ ↓ ↓