4月18日(火)9:00~10:00、ハワイ在住の国際起業家、イゲット千恵子さんとインスタで対談を行いました。

経営者脳を育成するCEOキッズアカデミーの創設者です。

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人前で自分の思いの丈を伝え、多くの方々に聞いてもらえるって、やはり気持ちのいいものですね。
特に今回は同じ思いを共有している方と話せるわけですので、喜びもひとしおです。

メッセージを分かち合っただけではありません。
日本の危機を共有したからだけでもありません。
今回の気づきはコミュニケーションの面でした。

今回はCSAがイゲット千恵子さんをご招待して対談が実現したため、私が半ばファシリテーター役でした。
この仕事はまさにコミュニケーションそのものなんです。

日本語にならないこの「コミュニケーション」って単語をあえて分解したら、私たちがやっている作業が三つ見えてきます。
それは①聞いて、②判断して、③反応する、です。
コミュニケーションの中で私たちはこれしかやっていません。

でも、これをいかに正確にできるかでコミュニケーション能力の良し悪しが決まります。
ファシリテートするためには、相手の話を充分に理解する必要があります。

でないとトンチンカンな方向に話が進みますね。
相手が何を言っているのか分かったら、それについて自分が何を思うかを明確にする必要があります。
何を聞いても「分かりません」としか言えないのであれば、この判断が上手くできていないのですね。
きっと本当は頭は良いのでしょうが、それを使おうとしない人もいます。

思考の放棄です。
いえ、使い方を習っていないのがその原因かもしれません。
だから、やはり良い判断ができなければ話はトンチンカンになってしまいます。
そしてその判断を相手が分かる形にして反応します。

それは言語かも知れないし非言語かも知れません。
自分のメッセージを伝えるのです。

非言語は感情だけで済むかもしれませんが、言語はそれだけではありません。
逆に、工夫のし甲斐があるのです。

語彙を増やせば、その分伝えやすくなります。
修辞的にその場に適した言葉の飾りをすることもできます。

相手の理解のためには論理的な展開も欠かせません。
自分のメッセージが届いたら、先方も私の反応を解釈して、判断して、反応します。

ファシリテーターはそれを適切かつ効果的に行います。
コミュニケーション能力が最大限に問われる場面です。

今回は、元々同じ考えを持たれるイゲット千恵子さんでしたので、一連のこのプロセスは容易でしたが、違う考えを持った人、または反対の意見を持った人との会話は難しいですね。

こちらが一つ聞けば、毎回新しい話題が出てくるから、会話の中でイゲットさんの信頼性がにじみ出てきます。

充分な経験による裏付けがここから分かるのです。
話に根拠があるから論理的です。
そして聞いている人たちにある種の感情が芽生えます。
それは、イゲットさんの主張と活動に委ねられる安心です。
この安心が聞き手の心に自発的に生じるのが、感情に訴える話し方です。

話す本人が感情的になっても実は一切聞き手には響かないのですね。
この①信頼性、②論理、③感情に訴える説得法を2400年前にアリストテレスが訴えていました。

だから、学校の国語の時間に習う「感情を込めて」とのアドバイスは全く的外れです。
だいたい、皆さんが普段の生活で、または公の場面で感情を出しながら話すことなんてありませんよね?

感情は勝手に出るものです。
コミュニケーションスキルではありません。
でも相手に感情を生じさせるのはスキルです。

いやぁ、コミュニケーションは奥が深い!

今回の対談はとにかく真面目な話をしていますので、良かったら観てください!

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【筆者紹介】

野中アンディ 
(一般社団法人 コミュニケーションスキル協会 代表理事)

子どもから大人までが参加する、言葉が洗練されるオンライン教室「パブリックスピーキング道場」を主宰。アメリカのリベラルアーツ科目である論理、修辞、文法を日本語に応用し、より独自性と創造性の高い言葉の作り方を指導している。現在は認定講師が各自の道場を持ち、言葉の見える化と映像化をテーマに全国に展開中。エグゼクティブ向けパブリックスピーキング、アスリート向けメディア対応などをプライベートレッスンでも教える。超実践的英会話講座「雑談English」シリーズも好評。企業や学校、PTA等講演多数。福岡県春日市出身。詳細はこちら