社会で通用するためのICT教育

 

CSAではプレゼンテーション道場という子供向け講座を開催しています。

小学3年生から中学3年生まで学んでいます。

台湾出身の社会人も参加しています。

この方は昨年日本に来たばかりですので、小中学生レベルから基礎固めをしたいという理由から学んでいまして、子供たちにとっては模範となるお姉さん的存在です。

彼らは毎週異なるテーマを与えられ、Microsoft Wordで原稿を書き、私にメールで提出します。

受け取った私は文法、論理、修辞を中心に添削します。

 

それもWordの添削機能を用いて行います。

 

 

これはWordの校閲機能を使っています。

でも赤ばっかりで見づらいですね。そんな時は「変更履歴/コメントなし」を

選ぶと見やすくなります。

 

一つのテーマでだいたい150-200文字で原稿を毎週書きます。

 

大学生のレポートを長年添削してきた私ですので、一人ひとりの200文字の文章を読むのはそこまで労力を必要としません。

でも、これが私にとっては彼らと会話をしているようで楽しいのですよ。

かつ、子供たちにとっては客観的に文章を見てもらう機会で、かつ言葉を学ぶ貴重な時間なのです。

 

新しい表現を必ず入れるようにしています。

彼らより少し上のレベルで助言しています。

それを送り返して、彼らは添削された原稿を覚えます。

 

しっかり覚えます。

 

それを原稿を読むことなく声に出して話すから、普段の言葉が変わるのです。

 

プレゼンテーション教育の最大の特徴は、この原稿作成能力の向上です。

 
 CSAが主催するプレゼンテーション福岡や私の講演会などを聞いた学校の先生などは、原稿を覚えてジェスチャーを入れることがプレゼンテーションだと早合点しているようで、「すぐに学校で実践しました」という報告をくださいます。

でもそれじゃ効果がないのです。

いい原稿を覚えないと全く意味がありません。

 

完成形を見て理解したつもりで教えるのであれば、形だけの模倣でしかありません。

 

同時に、CSAはICT教育の最前線を突っ走っています。

子供たちがWordで書く作業をして、メールに添付して送るんです。

日本の学校の最大の欠点はいつまで経っても黒板に書いたものを鉛筆で書かせるところです。

 

コンピューターをキーボードで使えるように指導しないといけません。

厳密にはキーボードの使い方ではなく、パソコンを使って何をするかを考えないといけません。

 

原稿添削ほど機能的な目的はありません。

結構前の話ですが、ニューズウィーク日本版で衝撃的な記事とデータが出てました。

日本の子供(15歳以下)の自宅でのパソコン使用頻度が著しく低いのです。

ある程度は予想できていましたが、ここまでひどいとは。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/post-92085.php

 

教育現場がもっと考えないといけません。

これに関しては伝えたいことが山ほどありますのでまた後日お話しします。

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