アンディの学生時代
懐かしいなぁ。
私にも高校時代がちゃんとありました。
その頃の若者は新人類と呼ばれ、バブル経済
の到来で社会全体が明るかったです。
その頃の新人類は今では取り残され、旧人類
となっている人がたくさんいます。
私が通った高校は受験勉強一色だったため、
楽しさは半分でした。
私の受験嫌いはこの頃に始まりました。
そんな私がその20年後に大学入試センター
試験を作っていたのは皮肉な話です。
ただ、勉強自体は好きでした。
いつか自分の役に立つことは分かっていた
からです。
そして今役立っています。
社会は地理を選択しました。
世界を見たかったからです。
旅をすると、習った地名が出てきて、地形や
歴史も結びつき、何とも形容しがたい感慨が
込みあがります。
地図帳で見た通りの海岸線や起伏の違いが
現地で見ると感動につながります。
地理を選択すると入試の際に選択肢が狭まる
からと受けない方がいい、と下らない
アドバイスをくれる人がいましたが、
全く無視して自分が好きな勉強を選び
ました。
そこで、地理の担当の先生がおっしゃって
いたことです。
「中国の地名は日本語で覚えても日本でしか
通用しない。現地の発音で言えないとダメ」
とのことでした。
だから武漢は私にはウーハンとインプット
されています。
そして英語でもWuhanと書かれ、ブカンとは
発音されません。
武漢がある湖北省はフーペイと覚えました。
ただこれは英語ではHubeiと書かれます。
でもフーペイと言えば通じます。
そのくせ日本では北京を「ホッキョウ」と
読む人はいません。
南京もそう。
青島ビールもアオシマではなくチンタオ
ビールです。
中途半端ですねぇ。
この現地語読みを徹底して、全ての地名と
省の名前を中国語で覚えたのが高校時代の
地理の時間でした。
黒竜江省をヘイロンチャン、吉林省を
チーリンなどなど。
今それが役に立っているのです。
中国人の友達と話す時も95%以上通じます。
お店に行って、店員さんが中国人だった時
には自慢げにそれを披露したらすぐに
仲良くなれます。
あと、私と会った方はもしかしたらご存じ
かもしれませんが、私はデタラメな中国語を
話すのが得意です。
周りの人は「あいつ中国語もいけるんだ」と
思っているようで、それを見て事情を知って
いる他の人は大笑いしています。
あと、デタラメな韓国語もいけます。
やっぱりタモリさんと同じ福岡出身だから
でしょうか。
それも全ては高校の地理の先生のおかげ
かなぁ。
関係ありませんが、先日私は料理中に
スライサーで指を切りました。
だから瞬間接着剤、俗に言うアロンアルファ
でくっ付けました。
水が一切入ってこないからシャンプーしても
痛くないのです。
もともと医学的な理由で開発され、皮膚が
弱い高齢者などの縫合が難しい時などに
便利な代物です。
体には無害なのですねぇ。
アメリカの医者が言っていました。
ちなみに「中途半端」という表現は英語で
“half-assed”と言います。
ちょっと品のない表現でして「半分しか
乗っていないお尻」という意味です。
テレビなどでは使わない方がいいかもしれ
ませんが、映画などではしょっちゅう使い
ますので、今度注意して聞いていて
ください。
また、アロンアルファは商標ですが、英語
でもクレイジーグルー(Krazy Glue)という
商標が一般的に使われています。
変なつづりですがこれで間違っていません。
商標登録のために意図的に変えられた
つづりです。
crazyという単語は結構いい意味で使われ
まして、日本語で言うと「すごい」って
感じかな!
いやぁ、学ぶって本当に楽しい!!!
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