よく考えてみると…

 

臨機応変…

 

よく聞く言葉です。

 

でも、その頻度とは裏腹に

そんなに臨機応変さがあるとは

思えない事態を見聞きします。

 

先日、関東地方を強い台風が襲いまして、

その日の通勤通学に大きな影響を

与えました。

 

駅には人がごった返し、大混乱と

なりました。

 

その日出社するかどうかを会社に

問い合わせ、

歩いて出社した人もいれば、

休む決断を下した人もいました。

 

CSAマスター講座の東京の受講生で、

まさにその場面に出くわした方が

いらっしゃいました。

 

その方はたまたま会社の近くに住んで

いるため、出勤できたのですが、

昼頃には半数近くが既に出社していたと

言うことでした。

 

その方曰く「出社している人がこんなにいるとは

気持ち悪かった」とのこと。

 

類似のニュースはは社会的な関心を

集めたようで、

なぜ日本人がこれだけ会社に行きたがるか

をメディアが話していました。

 

愛社精神というか忠誠心というか…

 

それを見せることで自分の頑張りを

主張する人がいるんでしょうね。

 

でもそこでその日は休みにするという英断を

下した人もたくさんいたようです。

 

作業効率を考えると著しく低下するのが

見えていたのでしょう。

 

でも困ったことにその番組によると

「台風を理由に休むのはしょせんその程度

の社員」と答えた会社もあったらしいです。

 

そんな会社からしたら台風を踏み絵

のように捉えて、社員を試していたのかも

しれません。

 

ただ、社員の対応能力を十分に考慮して

いなかったようです。

 

コミュニケーション能力も同じ

人間のコミュニケーションには一瞬の判断が

問われる場面があります。

 

基本的には人間がコミュニケーションの中で

行っているのは、

聞いて、判断して、反応する、

の3つしかありません。

 

日本ではコミュニケーション能力と言えば

「聞く力」だけをやたらと強調する人が

いますが、それはあくまで受け身の力であり

物足りない考え方です。

 

本当は判断と判断する力も兼ね備えて

初めてコミュニケーション能力が

成立します。

 

適切な判断が下せるほうが新しい場面での

対応力において高いのです。

 

聞く力ばかり主張する人は会社の

言うことも「聞く」んでしょうね。

 

出勤か欠勤かのどちらを判断しても

この場合どちらも正解なのでしょうけど、

会社がそれを試金石のように捉えていた

ことに対してどう判断するかによっては

私は同意できないこともあります。

 

そこで自分で賛成か反対かを判断できる

のであれば健全だと思いますが、

その時点で判断できないのであれば

もう少し深く考えた方がいいかも

しれません。

 

会社に操られることを良しとするのか、

独立した考えを持てるのか…

 

批評的思考は特定の場面で正確な判断を

するのに欠かせないスキルです。

 

自分の立場はどちらなのかを求められる

ことは人間の存在意義に大きく関わります。

 

ただ、日本の教育ではこれを行っていない

ものですから、

アンケートを取ると「どちらでもない」と

いう曖昧な選択肢が最も多くなります。

 

実はこれは世界でも日本に最も顕著に

見られる傾向です。

 

そしてそれをどう伝えるか、

つまりさっきの「反応」の部分が

更に重要になります。

 

自分では嫌だけどその表し方が分からない

のだったらストレスがたまる一方です。

 

だから説明する力が求められます。

 

全部含めて臨機応変です。

 

CSAがプレゼンテーションスキルを

通して教えているのは、

人間のこの重要なスキルです。

 

パワーポイントに頼らない

プレゼンテーションをすると一気に

上達します。

 

だから

『コミュニケーションスキル協会』

なのです。

 

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