普通に入っています
買い物時の店員さんとの会話を紹介します。
”おいしそうだなぁ、食べたいなぁ、いくらなんだろう、おっ!なかなかのお値段だ。そもそも中はどうなってんだ?桃の形のまま紙で包まれているぞ?これは聞いてみないと…”と思って初めて会う店員さんに聞いてみました。
わたし:「これはどんな感じでゼリーが入っているんですか?」
店員さん:「あ、これはこの紙を取ったら、容器が入っていて、その中に普通にゼリーが入っています。」と微笑みと共に答えてくれます。
わたし:「普通に入っているんですか?」
店員さん(満面の笑みで):「はい!普通にゼリーが入っています。」
わたし:「えっ?普通に入っているってどんな感じなんですか?」
店員さん:「はい。容器をパカっと開けたら普通に入っています!」
私はその場を立ち去りました。
心の声が今漏れそうです。
あ、いかんいかん。
漏れそう。
「こいつ頭わりぃ~!」
あ、すみません。
漏れました。
注意するべき言葉
「普通に」だけではありません。
・一応
・やっぱ
・要するに
・正直
・~なのかな、という風には思います
などを何度も繰り返す人は、聞いている人に違和感を与えていることに気づいていません。
何を買うにしても私は信頼できない人からは買いたくありません。
同じ店で同じ商品を買うにしても違う店員から買いたくなります。
もし私がもう少し親切だったら、なぜその人が選ばれないかを教えてあげるかもしれませんが、その必要もありません。
時間帯を考えると学生のアルバイトでしょうから、友達と話す感覚で単に敬語にしているだけなのでしょう。
敬語をしゃれべたら人前で一人前に話せるというわけではありません。
知性の無さがボロとして出ると損失なんですね。
特に人前で話す仕事に従事しているのであればなおさらです。
考えてみたら、多かれ少なかれ誰もが人前で話す仕事に就いているはずです。
プレゼンテーションなんてしなくても、物を売る時も誰かに指導する時も、人前で話しているのです。
話し方を学ぶ
話し方は一朝一夕には上達しません。
反復練習で必ず変わります。
話す力を見える化するためにパブリックスピーキング道場がお薦めです。
早く上達したい方は講師養成講座がお薦めです。講師にならなくても、原稿添削の虎の巻が手に入るので、ポイントが分かります。