リーダーに必須のスキル
自分の部署のリーダーが話し下手だったらどれほど頼りないか。
人前での話に慣れているように見えて、実は話が下手だった時にどれほど恥ずかしいか。
リーダーに必要な能力のひとつはプレゼン力です。
場数を踏むだけでプレゼンが上手になるわけではありません。
質のいい言葉の手法をたくさん学んだ方が信頼されます。
ライティング&パブリックスピーキング道場はそのためにあります。
良質なインプットとアウトプットを実践
もし、どんな場面でも言葉を作り出せるのでしたら、緊張なんてしませんよ。
そしてその訓練をせずに場数を踏めばいいなんて思っていたら、いつまで経ってもプレゼンには慣れません。
魅力のない話をし続けるのみでして、慣れていると信じているのは自分だけ。
周りからは「話が下手な人」の烙印を押されています。
だからこそパブリックスピーキングの学びが必要なんです
この使いこなす言葉は、誰でもが使っている軽い言葉ではありません。
誰も使ったことのない言葉に上手さが光ります。
だって、お笑い芸人が面白い時には、誰かの真似ではなくて、自分だけの独創的なネタがありますよね?
しかも知性が感じられる笑いには、必ず誰も使ったことのない言葉があります。
プレゼンが苦手って方は緊張するとよくおっしゃいます。
でも、それは言葉に自信がないからです。
ちゃんと言葉を習ったことがないから、何を言えばいいか分からない。
だから忘れないように書いた原稿を読み上げる。
そして言葉の選択に自信がないから「話しぶり」に注目します。
だいたい、言葉の選択なんて習ったことないから発想すらないかもしれませんね。
そうなんですよ。
日本人が知らないだけなんです。
言葉を自由に作り出す面白さを。
そしてそれを発揮できるのがプレゼンテーションなんです。
単に情報をダラダラ並べて説明することをこの国ではプレゼンと呼びますが、この視野の狭さが日本人の話の上達を阻害しています。
学んだ人から創造性ある言葉を楽しめるようになります。
人前で話すあらゆる場面でこの効果は発揮されます。
だから他の人と差をつけることができるんです。
リーダーは言葉を磨く練習が必要です。
【筆者紹介】
野中アンディ
(一般社団法人 コミュニケーションスキル協会 代表理事)
子どもから大人までが参加する、言葉が洗練されるオンライン教室「パブリックスピーキング道場」を主宰。アメリカのリベラルアーツ科目である論理、修辞、文法を日本語に応用し、より独自性と創造性の高い言葉の作り方を指導している。現在は認定講師が各自の道場を持ち、言葉の見える化と映像化をテーマに全国に展開中。エグゼクティブ向けパブリックスピーキング、アスリート向けメディア対応などをプライベートレッスンでも教える。超実践的英会話講座「雑談English」シリーズも好評。企業や学校、PTA等講演多数。福岡県春日市出身。詳細はこちら。