4年ぶりにイベントを開催
今回は皆さまにお願いがあります。
社会に役立つイベントのために出資をお願いいたします。
CSAはパブリックスピーキング教育日本に広げるため、6年前に福岡で産声を上げました。
この学問は自分の考えを最も効果的に相手に伝えるために、分かりやすさと美しさを言葉に乗せ、洗練された表現を使えるようにします。
公で使う言葉を学び、自分が持つ表現の幅を広げます。
CSAのR&PS道場は毎週与えられる異なるテーマについて自らの意見を持ち、判断し、エッセイを作ります。
原稿が提出されると講師に提出し、それをCSA独自の添削マニュアルに沿って改善され、手元に戻ります。
それを記憶し、他の道場生の前で披露し、インプットとアウトプットを重ねる中で、言葉を自在に使えるよう訓練します。
普段はzoomを使って、オンラインで講座で行っていますが、zoomでは対面の緊張感がありません。
そのため、磨かれた論理と修辞を駆使した言葉のすばらしさを披露するイベントを開催して参りました。
それがプレゼンテーション福岡です。
7-8名のプレゼンターが登壇し、3名の審査員により厳しく採点します。
この活動を全国に広げ、誰もが自らのアイディアを言葉にして伝える技術を学ぶ機会を作りたいのです。
人前で話すのが苦手な方も、対人関係に悩む方も、この国から一人でも減らしたいのです。
私がこの学問に出会ったのは30年前のアメリカでしたが、日本に広める必要性を強く感じました。
自ら課題を見つけ出し、その解決策のアイディアを創出し、言葉にするために論理的にかつ修辞的な技術を体系的に学んだからです。
アメリカがなぜ世界を牽引する人材を育成できる国なのかが分かったからです。
討論をしても彼らは強い。
組織も日本とは違い、自由な発想が許されます。
全ては教育です。
旧態依然とした画一的な人材育成から脱却するためには、学習者の批評的思考に基づいた言語化が欠かせません。
その術を全ての日本人に伝えたいから、CSAは教育分野において訴え続けています。
今回は、CSAで教えている内容を実践するジュニア道場生(小中学生)の姿を観て頂き、パワポ資料に頼らない本場のプレゼンテーションを披露します。
加えて、ChatGPTがもたらしている教育界への問題の解決策を私が話すミニ講演を計画しています。
より多くの方々に観て頂きたいため、入場料を無料にいたします。
特に今回は同世代の子供たちに観て頂きたいため、保護者の方たちとも参加できるよう、そう企画しました。
それで皆様に援助をお願いしたいのです。
2023年6月23日17:00クラウドファンディング開始です。
未来を担うこどもたちの言語力を可視化するイベントです。
今後ますます不確さを増す時代を生きる上で、最低限備えるべき人間力を支える学問です。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
【筆者紹介】
野中アンディ
(一般社団法人 コミュニケーションスキル協会 代表理事)
子どもから大人までが参加する、言葉が洗練されるオンライン教室「パブリックスピーキング道場」を主宰。アメリカのリベラルアーツ科目である論理、修辞、文法を日本語に応用し、より独自性と創造性の高い言葉の作り方を指導している。現在は認定講師が各自の道場を持ち、言葉の見える化と映像化をテーマに全国に展開中。エグゼクティブ向けパブリックスピーキング、アスリート向けメディア対応などをプライベートレッスンでも教える。超実践的英会話講座「雑談English」シリーズも好評。企業や学校、PTA等講演多数。福岡県春日市出身。詳細はこちら。